アレクサ、本を読んで

alexa 読書テクノロジー

はじめに

先日公開されたAlexaによるKindle本の読み上げ。いかほどのものなのか、せっかくなので、試してみました。

本来であれば、読み上げの精度を定量的に測るものなのでしょうが、一般的な音声合成の評価手法やツール類を知らないので、今回はあくまで、どうやってKindle本を読み上げるのか、読み上げた声はどんな感じか、というところにフォーカスしてまとめてみたいと思います。

準備

1. Alexa端末の準備

Alexa端末とは、AIスピーカーのEchoのことのようです。Alexa自体はAmazonの音声認識技術を指すので、将来的には他の端末が出てくるかもしれません。doksyo-tekはEcho dotを購入したので、今回はEcho dotを用います。EchoやEcho dotの説明は、、、他に説明ページがたくさんあるので割愛します(^^;

2. Alexaアプリの準備

Alexaアプリとは、Alexa端末を操作するためスマートフォン等にインストールする操作用のアプリを指します。PCブラウザからも操作できるようです。 ちなみに、doksyo-tekはAndroid端末を使用しているので、Android版をインストールしました。

3. Kindle本の準備

いわゆるKindleで読める本のことです。対象となるのは、以下の3種類だそうです。

  • Kindleストアから購入した本
  • Kindleオーナー ライブラリーで利用中の本
  • Kindle UnlimitedまたはPrime Readingで利用中の本

青空から作った本とか、パーソナル・ドキュメントは対象外みたいです。

いざ再生

チュートリアルには以下のようにあります。

読み上げを開始するには、「アレクサ、本を読んで」または「アレクサ、『(タイトル)』を読んで」と話しかけます。

確かにこれで読み上げが開始されます。「アレクサ、本を読んで」はKindle本リストの一番最新の本(一番最近読んでいた本)が再生されます。「アレクサ、『(タイトル)』を読んで」は、Alexaアプリで、ホーム→ミュージック&本→Kindle→Kindle本プルダウン→〇〇さんのEcho Dot、のリストにある本のタイトルを言うと再生されます。

で、肝心の。実際の再生は以下のような感じになります。光文社古典新訳文庫・ヘミングウェイ『老人と海』の冒頭です。

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Alexaの音声データ

ちなみに、Google翻訳って入力文/翻訳文を読み上げてくれるので、まったく同じ文章を入れてみました。

Google翻訳の音声データ

当初、Alexaを聞くと、うーん、なかなかがんばってるのはわかるけど、もう一声かなぁ等、上から目線で聞いてしまいましたが、Google翻訳の読み上げと比較すると、これはだいぶいいことがわかります。

まぁ、それぞれ目的が違うし、聞いた感じをdoksyo-tekが主観的にAlexaのほうがいい!って思ったに過ぎない話なので、なんとも言えないところはありますが。

ちなみに、声による操作もできますが、もちろんAlexaアプリを使ってもっと細かな操作も可能です。

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さすがAmazonさん、音声フィードバック(音声の品質確認)も怠りません。

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感想

Echoが出た当初、Alexaの日本語読み上げは未対応でした。それからすぐに日本語対応したので、すごいスピードだなぁと思いつつも、突貫過ぎて、読み上げ精度はいまいちなのでは?と思っていたのも事実です。

しかしながら、聞いてみて驚きました。もちろん改良の余地はあると思いますが、十分にコンテンツを楽しむことができるレベルにあると思いました。

Amazonには「音声による読書」としてAudibleというサービスがあります。このサービスを試したときのことは、聴く読書にまとめてあります。

この時は、電車通勤での利用が主だったせいか、なかなか聴くことに集中できず、自分の利用に合わないとして、結局解約してしまいました。しかし、改めて、AIスピーカーのように室内に置かれるデバイスを用いれば、「音声による読書」も楽しめるのではないかと思い直しています。

例えば、料理中。カウンターで両手をふさがれて作業をしている間、音楽を聴くのもいいですが、ラジオ感覚でお気に入りの小説を聴くのもありだと思います。あるいは寝る前。部屋を暗くして、読書代わりに、音声読書を楽しみながらリラックスした時間を過ごすのは楽しそうです。

今回、ほんのさわりですが、AlexaによるKindle本の読み上げを試し、生活の中に「音声による読書」があるなぁと感じられたのは大きな収穫でした(まぁスマホの朗読アプリでもいいわけですが)。

ということで、せっかくなので、今度は1冊通してAlexaによるKindle本読み上げを楽しみたいと思います。

おまけ

今回のお試しに使った本。名著を読んで、読み上げて、繰り返し楽しむのもありかもしれません。

老人と海 (光文社古典新訳文庫)

老人と海 (光文社古典新訳文庫)

  • 作者: ヘミングウェイ
  • 出版社/メーカー: 光文社
  • 発売日: 2014/09/19
  • メディア: Kindle版

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